お客様からこんなお話をお聞きしました。

田舎でお店もあまり近くに無いとってものどかなのんびりとした所です。

Sさんが近くに住む姪っ子＆甥っ子を連れて保育園にお迎えに行くとかならず『おーい！おやつ買いに行くよー。』『行くか〜』と5人の子供たちと一緒に駄菓子屋さんに行くのが恒例でした。子供たちは大はしゃぎ⭐️

100円で好きなお菓子買いな〜❣️

子供達は駄菓子屋さんでわいわいガヤガヤ！そここへ、中学生のお兄ちゃんが通りかかった。Sさんは小さな子供達と同じ様に声をかけて呼びとめたそうです。「ほい！100円」

さすがに中学生であるお兄ちゃんは学校帰りなので、買うわけにも行かず、100円を握り締めて家に帰ったそうです。

その中学生だった甥っ子が大人になり、Sさんにこんな事を言っってくれました。

『おばちゃん♪僕はあの時すごく嬉しかった。おばちゃんの気持ちが凄く嬉しかった。中学生だった僕にまで100円くれた。そんなおばちゃんの僕を思ってくれる気持ちが伝わったよ。ありがとう♪😊』

その時、その言葉を聞いてSさんは涙が溢れたそうです。ちゃんと心が育ってくれたんだなって。今、物が溢れる時代‥高い物を買ってあげるだけが喜ばせる方法じゃない！

たかが100円

されど100円

人の心を育てるのは難しいけど、ちゃんと気持ちは伝わって、この子は受け止めてくれた。

この子は大人になってSさんの仕事を色々と手伝ってくれるそうです。

心温まるお話しでした。